Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2に参加してきた

こんにちは。06/22~23 に AWS Loft Tokyo で開催された Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2 に参加してきました。以前からスキル開発の一部に関わったことはあったのですが、短期間で 0 からスキル開発をしたことがなく、とても良い刺激になりました。

【2019/08/10追記】ハッカソンで開発を始めたスキルが公開されました!
Amazon.co.jp: そそぎ名人: Alexaスキル

参加のきっかけ

以前から Alexaスキルの開発の一部に関わったことがあったのですが、0 からスキル開発をしたことがなく、周囲にこのイベントに参加する人が何人かいたので、比較的軽い気持ちで参加を決めました。

day 1

午前中は全体でチームビルディング、午後に開発スキルの決定とチームに分かれての具体的な作業が行われました。結局私は大学の後輩とチームを組み、「注ぎ名人」という、いろいろな容器に液体を注ぐ音を聞き、適量を当てるスキルを開発することにしました。
大学でやれと突っ込まれそうですが、チームメンバーにはこれまでそれほど頻繁にかかわりがなかった人もいて、スキル開発に関する知識もそれほどなかったため、他の開発者やサポーターの方がいる環境で作業ができたのはとても大きかったと思います。
午後には、スキルの具体的な仕様や対話モデルの設計を行いました。実際にスキル内で使用する素材の録音も行ったのですが、予想していたような音が録音できず、メンバーとお茶を飲みまくったりもしました。1 日目には大まかな実装もできている予定だったのですが、スキルの使用を決めるのにかなり時間を使ってしまい、実装はほとんどできないまま 1 日目が終わってしまいました。
このまま次の日に突入してしまうのは恐ろしかったので、日程終了後に対話モデルの確認と、必要なライブラリやプログラムの大きな流れなどを確認しました。この時には正直不安しかなかったです。

day 2

9:30~16:00が開発と発表スライドの作成時間として当てられました。形にできるのかかなり不安があったのですが、インターネットの力を借りたり、イベントのサポートをしている開発者の方に相談するなどして、水を紙コップに注いだ時の適量を充てるところまでを形にすることができました。
最終的に行われた投票では、入賞はできませんでしたが、4 位に選ばれ、フィードバックも多くいただくことができました。予想以上の反応をもらうことができ、非常にうれしかったです。

実際やりたかったこと(今後やりたいこと)

複数の容器や飲料への対応、レベルアップによる難易度上昇(注ぐスピードが速くなる、周囲の環境音が大きくなるなど)といった機能を作りたいです。

まとめ

会場の壁(?)に描かれた立体的なAmazonのロゴ
まず、私が出した注ぎ名人のアイデアが採用され、予想以上にフィードバックをもらうことができてよかったです。全体を通しての反省としては、スキル開発に関する知識が不足していたことです。audio タグで指定できるmp3ファイルの制限について知らず、30分近くはまってしまったりもしました(ちゃんとドキュメント読めという話ですね…)。
反省点は多くあり、特に1 日目はかなり不安も大きかったのですが、他のメンバーや開発者の方のおかげで、二日間という時間の中である程度形にすることができ、とても良い経験になりました。