今更マネーフォワードを使い始めた

こんにちは。いきなりですが、私は面倒なことが嫌いです。そんな私はこれまで生きてきた中でいろいろなものから逃げてきましたが、そのうちの一つが家計簿でした。家計簿を付けるのが大切なことはわかっているのですが、なかなか一歩を踏み出せないでいました。
そんな私が今年の8 月の中旬ごろからマネーフォワードを使い始め、今のところ問題なく使い続けることができているので、使った感じなどをなんとなくまとめてみようと思います。
家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード」

マネーフォワードとは

マネーフォワードは、様々な金融機関やクレジットカードなどの金融サービスと連携し、利用履歴や残高を自動で集計し、家計簿を作成してくれるサービスです。当然現金での支払いも自分で入力できます。家計簿はWeb 上や iOSAndroidから閲覧・編集できます。

上にも書いたように面倒なことが嫌いな私は、財布から現金を出すのも面倒だったので(他にも理由はある)、今年の 4 月ごろからクレカを使うようになり、現金で支払う機会が以前と比べて少なくなりました。で、これだけ現金での支払いが少ないなら、家計管理サービスを使って割と楽に家計簿をつけられるのではないかと考えたわけです。
家計管理サービスの有名どころでいうと、マネーフォワードのほかにも Moneytreeや Zaim などがありますが、連携可能なサービスが多かったのでなんとなくマネーフォワードにしました。

実際に使ってみて

画面なしで基本的に問題なく使える

私のように画面が見えない人がサービスを使ううえで一番重要になるのが、「画面なしで問題なく使えるか」ということだと思います。これに関しては、Web・iOS ともにほとんど問題なく使えます。iOS 版は若干癖がありますが、何とでもなるかなという感じでほとんどストレスなく使えています。

Amazonとの連携で手間取った

マネーフォワードと金融系サービスとの連携は基本的に簡単で、それぞれのサービスに登録したユーザー名とパスワードを入力すればすぐに連携できます。ただ、Amazon との連携が若干厄介でした。
原因はいまいちわからないのですが、ユーザー名とパスワードの入力後、画像認証を何回か求められ、結局自力で登録することができませんでした。音声などの代替手段があったらよかったなという感じです。あと、これは完全に個人的な問題なんですが、Amazon と連携した後に、もろもろのパスワードを LastPass で管理するようになり、Amazon のパスワードもランダムなものに変えてしまったので、もう一度画像認証を突破することになってしまいました。

手入力も割と簡単

マネーフォワードは財布を作ることで、手元の現金を管理することもできます。手入力はほとんど iOS から行っているのですが、時間をかけずすぐに入力できます。よく使う項目をテンプレートとして保存できるので、決まった支払いの入力はかなり楽です。私は、学食の支払いを登録しています(学食も電子マネー対応してほしい)。
私はめんどくさがりなので、手元の現金は 100 円単位で管理しています。家計簿を付ける目的によって変わってきそうですが、私は「いつどんな目的で現金を使って、現時点でおおよそどの程度残っているのか」が分かれば問題ないので、確実に大まかに記録しています。

VoiceOverだけで支払いを登録する方法

上に書いたように iOS アプリを VoiceOver のみで使う場合、若干癖があるので、支払いの登録についてだけ手順をまとめてみます。
アプリを起動すると、下のほうにタブが5 つ並んでいます。このうちラベルを何も読み上げない左から 3 つ目のタブ(「タブ、全5個中3個」と読む)を選べば支払いを登録できます。
タブを選択すると、上のほうに収入/支出の選択やカテゴリの選択、財布の選択ボタンがあり、その下にテンキーが並んでいます。まず最初にテンキーで金額を入力しましょう。あまりはっきり覚えていないのですが、最初に金額を入力してしまわないと、財布やカテゴリの選択がうまくできなかったような気がします。テンプレートを使用する場合は、一番上に並んでいるラベルの付いてない 3 つのボタンの中の 2 番目のボタンを選択しましょう。項目を入力したらテンキーの右下にある保存ボタンを押し、支払いを保存します。
これだけ読むと、特に普段 VoiceOver を使用していない人にとっては、癖ありすぎだろという感じかもしれませんが、個人的には十分使いやすい方だと思います。

ということでなんとなくまとめてみました。マネーフォワードは予想以上に使いやすいので、今後も使い続けられそうです。