科学へジャンプ・サマーキャンプ2017で話してきた

こんにちは。8/10 - 11 日の二日間、科学へジャンプ・サマーキャンプ 2017 に学生スタッフとして参加してきました。11 日には、サマーキャンプ卒業生のワークショップで話してきました。私はサマーキャンプ 2011 に参加したことがあったのですが、まさか運営側の一人として参加できるとは思ってもいませんでした。
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サマーキャンプとは

サマーキャンプは、視覚に障害のある中高生が広い意味での科学技術分野への興味・関心を広げたり、同じ障害のある学生との交流の場を作ることを目的に 2 年ごとに行われているイベントです。私が 2011 年に参加したときにも、興味・関心の近い多くの学生と関わることができ、刺激的な 4 日間を過ごせました。

ワークショップで話したこと

今年のサマーキャンプでは、初めてキャンプ卒業生のワークショップを行うこととなりました。ワークショップの中でいくつかの企画が行われたのですが、私と大学の友人で、視覚障害者がコンピュータと仲良くするためのあれこれについて話してきました。
具体的には、タイピングに関して、特殊記号や入力の面倒な文字(ぁ、ぃなどの小さい文字、でぃ、とぅ etc)をチームに分かれてのタイピングゲームを通じて覚えてもらったり、より実践的な話として、ファイル操作など日常的に使用するショートカットキーについてや、スクリーンリーダーの音声スピードはできるだけ速めたほうがいいというような話をしてきました。

実際に話して感じたこと

このワークショップは全員が参加するものだったので、参加者の PC に関する知識も様々で、知識レベルの違う参加者に楽しんでもらう内容を考えるのにとても苦労しました。ある程度の知識のある人にとっては少しつまらないものになってしまったかもしれませんが、参加者からは割と良い反応をもらうことができました。
一方で反省点も多くあり、特にスタッフへの情報共有が不足してしまい、ワークショップ前日~当日には学生スタッフや実行委員の方に負担をかけてしまったように思います。また、個人的にも様々な場面でスタッフにサポートしていただきました。本当にありがとうございました。
私自身これまでこのような規格の運営に携わったことがなく、反省点も多くありましたが、本当に良い経験をすることができました。