2019年のまとめ

今年も雑に振り返る。今年ははてなからの「1年前のブログを振り返りませんか?」という圧力メールに先を越されてしまった。PCのバッテリー残量が36%らしいので、バッテリーが切れるまでに書き終えたい。

1月

履歴書を作ったりしていた気がする。

2月

アニメを見たりしながら現実逃避をしていた。クッキングパパとか。

3月

就活が始まる。予想はしていたけど、いろいろときびしい。来年からの見通しがまったく立たない。

4月

23歳になる。就活。都内までの距離がやたら遠く感じる。

5月

就活。来年の見通しが立ち始める。

6月

来年からの見通しが立つ。本当に良かった。
Alexa Developer スキルアワードに参加。「そそぎ名人」を作る。

7月

本格的に卒検について考えだす。

8月

全盲焼肉チャレンジをする。

9月

あまり覚えていない…。

10月

全盲の同期と飲みに行く。大学4年目にして全盲の結束が高まる。

11月

某所で全盲の就活について話す。

12月

来年から住む物件探しを始める。予想以上に全盲への風当たりはきつかったけど、良い物件を見つけられた。

ということでいつものように雑にまとめてみた(今年は特に雑)。今年はとにかく来年からの見通しをたてられてよかった。
来年の4月からは都内で一人暮らしができるので楽しみ。ちなみに今のPCのバッテリー残量は14%。無駄に書くのに時間がかかってしまったけど何とか間に合った。

AfterShokz TREKZ AIRを買いなおした

こんにちは。最近Google マップの設定を変更することで、徒歩でのナビゲーションをより詳細なものへと変更できるようになりました。進んでいる経路が正しいのかを、より早く判断できるようになり、以前よりは安心して歩けるようになりました。


屋外でこういったナビゲーションの音声を聞く場合、端末を手に持った状態では片手がふさがってしまったり、音声が聴きづらくなったりしてあまり安全とは言えません。また、一般的なイヤホンを使用した場合、視覚障害者が移動というより生活をするうえで非常に重要な情報源となる聴覚が制限され、危険な状態となってしまいます。こうした問題を回避するため、私たちはノイズキャンセリングイヤホンの外音取り込み機能を使ったり、骨伝導イヤホンを使うことで、聴覚の制限を最低限に抑えるようにしています。

AfterShokz TREKZ AIR購入→紛失

私は、屋外で極力安全に携帯を使うために、骨伝導イヤホンを購入することにしました。骨伝導イヤホンの中で比較的評価の高そうな AfterShokz TREKZ AIR を今年の春ごろに購入し、快適屋外携帯ライフを過ごしていたのですが、気づいたらなくなっていました…。出先で鞄から荷物を出し入れした際に落としてしまったんだと思いますが、結局見つかりませんでした。

中華性イヤホン購入

TREKZ AIR を買いなおそうかとも考えたのですが、Amazon をあさっていると 3000 円前後で中華性の骨伝導イヤホンがいくつか販売されているのを見つけました。値段も安く、使用目的も VoiceOver の音声を聞く程度だったので、中華性の骨伝導イヤホンを購入しました。

TREKZ AIR購入(2回目)

購入した中華性イヤホンは、基本的には問題なく使えていたのですが、TREKZ AIR と比較して音量が小さく、交通量の多い場所などでは音量を最大にしても音声が一部聞こえない場面が時々ありました。また、マルチペアリングに対応していないため、接続機器を切り替える際には、都度ペアリングをし直す必要があり、複数機器での利用には手間がかかりました。ほとんど携帯に接続して使っていたため、頻繁に切り替える必要はなかったのですが、どうせならマルチペアリングも使えるといいよなという感じでした。それ以上に音量の小ささのほうが気になりました。
ずっと再購入を迷っていたのですが、1 週間ほど前に TREKZ AIR を購入しました。新しく出た Aeropex にしようかとも一瞬考えたのですが、価格的に厳しかったので諦めました。

TREKZ AIR最高

やはり TREKZ AIR は最高でした。ものをなくして買いなおすほどもったいないことはないので、気を付けようと改めて思いました。

全盲だけで焼肉を食べに行ってきた

※この記事は、全盲だけで焼肉を食べに行くことを推奨するものではありません。
先日、友人と初めて全盲だけで焼肉を食べに行ってきました。いろいろとかなり楽しかったので、その時のもろもろをまとめてみようと思います。


背景

視力のない全盲が単独、または全盲同士で行うのが難しいことの代表例といえば、温泉と焼き肉だと思っています。(たぶん他にもいろいろある)
焼肉は、肉の焼き加減や火力の調整、皿や網の位置関係を理解する必要があり、温泉では、白杖で周囲を探索するわけにもいかないですし、露天ぶろなどには岩や段差が多くある場合もあります。
そんな難しいことの代表例の一つである焼肉に、全盲の友人と勢いで挑戦してきました。
あと、全盲の焼肉について、インターネット上にもあまり情報がないかなと思いなんとなく書いています。今調べてみたら、肉を焼いてくれるお店が出てきました。この店もよさげですね。

注意事項

上にも書きましたが、これは全盲だけで焼肉を食べに行くことを推奨するものではありません。今回は、一緒に行った友人の力や、焼肉店の店員さんや店長らしき方の理解やサポートがあったために、楽しく過ごすことができたと思っています。おいしい肉を純粋に食べたいのであれば、おとなしく視力のある人を誘いましょう。
それと、この記事は安全な全盲焼肉チャレンジを保証するものではありません。それを踏まえていくつか思いつくものを書いてみます。
・すいていそうな時間帯に入店する:店の方に多少なりともサポートしてもらうのであれば、すいている時間帯を狙ったほうが良いと思います。私たちは 17:00 あたりに入店しました。
・少しでも嫌な顔をされたらおとなしく店を出る:全盲焼肉に数十回チャレンジしているといった場合は別かもしれませんが、少なくとも全盲焼肉初心者は、厳しそうな反応をされたらおとなしく店を出るべきだと思います。私たちもそうするつもりでしたが、店の方に「すいているし焼き方を教えるよ」と言ってもらえました。本当にありがたい。
・チェーン店は避ける:これは正直何とも言えませんが、私たちが今回行った焼肉店は、個人経営の店でした。そういった店のほうが柔軟に対応してもらえるかもしれません。

肉を焼くときに気を付けること

ものの位置関係をしっかりと把握する

これは焼肉に限らず、外食をする際には大なり小なり意識することかと思いますが、焼肉をする場合特に意識する必要があると思います。取り皿の位置、トングの位置、網の位置をできれば火をつける前に把握しておくのがベストです。私たちは、何も考えずに火をつけてしまいましたが…。

火は若干弱めに設定する

火は若干弱めに設定したほうが何かと安心だと思います。

長めに焼く

焼けていない肉よりは焦げた肉のほうが安全です。

肉の焼き方

正直明確な手順を決めて焼いたわけではありませんが、大まかに以下のような感じで焼きました。あと、上にも書きましたが火は若干弱めに設定しています。

  1. 肉を網に乗せ、1分半~2分程度焼く。この時適度に肉を動かす。
  2. 肉を裏返し、1分~1分半程度焼く。この時に肉を適度に動かす。
  3. もう一度裏返し、30秒~1分程度焼き、取り皿に移す。

感想・まとめ

これまで焼肉店で肉を焼いたことがなかったので、とても良い経験になりました。そして、何よりお店の店長らしき方に、肉の焼き方などについて本当に丁寧に教えてもらうことができました。
また、他の店員の方にも、最後特別に肉を焼いていただいたり、店の中を案内いただくなど、本当に丁寧にサポートをしてもらうことができました。おいしい焼き肉とお酒をいただくことができました。ありがとうございました。

Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2に参加してきた

こんにちは。06/22~23 に AWS Loft Tokyo で開催された Alexa Developer スキルアワード2019 ハッカソン東京 Vol.2 に参加してきました。以前からスキル開発の一部に関わったことはあったのですが、短期間で 0 からスキル開発をしたことがなく、とても良い刺激になりました。

【2019/08/10追記】ハッカソンで開発を始めたスキルが公開されました!
Amazon.co.jp: そそぎ名人: Alexaスキル

参加のきっかけ

以前から Alexaスキルの開発の一部に関わったことがあったのですが、0 からスキル開発をしたことがなく、周囲にこのイベントに参加する人が何人かいたので、比較的軽い気持ちで参加を決めました。

day 1

午前中は全体でチームビルディング、午後に開発スキルの決定とチームに分かれての具体的な作業が行われました。結局私は大学の後輩とチームを組み、「注ぎ名人」という、いろいろな容器に液体を注ぐ音を聞き、適量を当てるスキルを開発することにしました。
大学でやれと突っ込まれそうですが、チームメンバーにはこれまでそれほど頻繁にかかわりがなかった人もいて、スキル開発に関する知識もそれほどなかったため、他の開発者やサポーターの方がいる環境で作業ができたのはとても大きかったと思います。
午後には、スキルの具体的な仕様や対話モデルの設計を行いました。実際にスキル内で使用する素材の録音も行ったのですが、予想していたような音が録音できず、メンバーとお茶を飲みまくったりもしました。1 日目には大まかな実装もできている予定だったのですが、スキルの使用を決めるのにかなり時間を使ってしまい、実装はほとんどできないまま 1 日目が終わってしまいました。
このまま次の日に突入してしまうのは恐ろしかったので、日程終了後に対話モデルの確認と、必要なライブラリやプログラムの大きな流れなどを確認しました。この時には正直不安しかなかったです。

day 2

9:30~16:00が開発と発表スライドの作成時間として当てられました。形にできるのかかなり不安があったのですが、インターネットの力を借りたり、イベントのサポートをしている開発者の方に相談するなどして、水を紙コップに注いだ時の適量を充てるところまでを形にすることができました。
最終的に行われた投票では、入賞はできませんでしたが、4 位に選ばれ、フィードバックも多くいただくことができました。予想以上の反応をもらうことができ、非常にうれしかったです。

実際やりたかったこと(今後やりたいこと)

複数の容器や飲料への対応、レベルアップによる難易度上昇(注ぐスピードが速くなる、周囲の環境音が大きくなるなど)といった機能を作りたいです。

まとめ

会場の壁(?)に描かれた立体的なAmazonのロゴ
まず、私が出した注ぎ名人のアイデアが採用され、予想以上にフィードバックをもらうことができてよかったです。全体を通しての反省としては、スキル開発に関する知識が不足していたことです。audio タグで指定できるmp3ファイルの制限について知らず、30分近くはまってしまったりもしました(ちゃんとドキュメント読めという話ですね…)。
反省点は多くあり、特に1 日目はかなり不安も大きかったのですが、他のメンバーや開発者の方のおかげで、二日間という時間の中である程度形にすることができ、とても良い経験になりました。

SONY WF-SP700Nを買った

こんにちは。10連休も後半らしいですね。
4月の初めに 携帯での音楽再生用に、SONY のワイヤレスイヤホン WF-SP700N を購入し、1 か月ほど経つので、なんとなくもろもろをまとめてみようと思います。

ワイヤレスイヤホン購入前

WF-SP700N を購入する以前は、左右がケーブルでつながっている SoundPEATS の BT イヤホン Q30 を使用していました。3000 円強のイヤホンとしては、低音が強めで予想以上に良い音でした。
それに加え、長時間本格的に音楽を聴くときには、ケーブルがあるゼンハイザーの CX2.00I を使用していました。
しかし、q30 が故障してしまったため、新たな BT イヤホンとして、完全ワイヤレスで、どうせ買うなら単体で長時間音楽が聴けるようなよさげなものがないかを探すことにしました。いくつか候補はあったのですが、結局ノイズキャンセリングと外音を取り込むアンビエントサウンドが使える WF-SP700N を購入しました。

実際に使ってみての感想

ノイズキャンセリング/アンビエントサウンド

一番気になっていたノイズキャンセリングアンビエントサウンドですが、どちらも快適に使えています。アンビエントサウンドに関しては、例えば自室で荷物などが届くようなタイミングで使うことでインターホンの音を確実に聞けたり、電車内でも車内の様子を聞きつつ快適に音楽を聴けています。
一応書いておくと、いくら外音を取り込めるとはいえ、全盲の人が歩行する際に使えるようなものではありません。あくまで周囲の音をなんとなく拾ってくれる程度です。
ノイズキャンセリングは、ノイズキャンセリングが搭載された他機種を使ったことがなく、イヤホン自体の遮音性が比較的高いため何とも言えないのですが、比較的うるさい TX の車内で音量40 %程度で使うと、聞こえる走行音はかなり小さくなり、車内放送の内容がなんとなく把握できる程度になります(周囲の人の会話はほとんど聞こえません)。TX で静かに過ごしたい時などに役立っています。

完全ワイヤレスの快適さ

やはりケーブルがないと快適です。ケーブルがあるイヤホンは、ケーブルが絡まったり携帯と接続する必要があり面倒です。左右一体型の BT イヤホンだと、接続の手間はある程度解消されますが、ケーブルを首に巻くか前に垂らす必要があり、時々邪魔に感じることがありました。今回購入したイヤホンは、充電ケースのバッテリーがあれば、ケースから出し入れすることで、電源のオンオフと BT 接続を行ってくれるため圧倒的に楽です。

バッテリー残量の読み上げ

イヤホン本体のバッテリー残量は、左右のイヤホンの電源が入ったタイミングで、「Battery level high/medium/low」と音声が流れるので、簡単に確認できます。また、iPhone/iPod touch とペアリングしている場合、ステータスバー上からも残量を確認できます。

ケースのバッテリーがなくなると本体収納時に電源が切れない

充電ケースのバッテリーがなくなると、本体収納時に自動で電源が切れなくなります。以前充電ケースのバッテリーがなくなっていることに気づかず、出先で本体をケースに収納→電源が切れたと思い込みケースをカバンの奥に追いやる→ペアリングされた状態のため、iPhone のスピーカーから VoiceOver の読み上げが再生されないというのをやらかしてしまいました。ケースはこまめに充電すべきですね。

遅延が激しい

ある程度は覚悟していましたが、遅延がかなりあります。VoiceOver での操作はあまり快適とは言えません。

まとめ

というわけでなんとなくまとめてみました。おおよそ快適に使えているのですが、やはり遅延が大きいことが一番気になります。FW 更新で改善されないかと若干期待していますが、どうにもならないような気がします。音楽を聴く分にはノイズキャンセリングアンビエントサウンドもありとても快適です。ただ、特にVoiceOverユーザーは、遅延に関しては覚悟したほうが良いと思います。

2018年のまとめ

ここ最近毎年書いているので今年も書いてみる。今年を今になって振り返ると、「気づいたら1 年が終わってた」感が強くてあまりよろしくないなという感じですね。ブログも全然書いてない……。

1月

気づいたら終わってた。

2月

AccSell Meetup に参加。アクセシビリティの改善に携わる当事者の方や、有名な Web サービスのアクセシビリティの改善に取り組む方々の話が聞け、とてもいい刺激になった。

3月

借りてるVPSがただ借りてるだけみたいな状態だったので、yuyaroid.meをとりあえず作る。もうちょっと何とかしようと思いつつずっと放置してる。
http://yuyaroid.me

4月

学部3 年生になる。自由な時間がかなり増える。

5月

肉フェス 2018 で肉を食べまくる。
NHK技研公開 2018 に説明員として参加。人が多く、ほかの出店の音などもしており、説明そのものというよりは、出店を見に来た方の様子を見るのが難しかった。あと、8kシアターの音響の迫力がすごかった。
マルチモーダル・アクションゲーム「Planet Saga」の開発に参加(継続中)。Web ページ触ったり、フィールドを作ったりする。

6月

気づいたら(ry

7月

Planet Saga の体験版が公開。思っていた以上にリアクションがあって驚いた。

8月

某社のインターンシップに参加。

9月

気づいたr(ry

10月

き(ry

11月

サイトワールド 2018 に、大学の中の人として1日だけ参加。
某所で自分語りをする。
Amazon Mastercard を発行し、現金を使う機会がさらに減る。とはいえ筑波にいると現金を使う必要にも結構迫られる気がする(飲食店とか)。

12月

このエントリーを書く。

まとめ

ひとまず何も考えずに書いたので、もう少し考えればほかにもいろいろ出てきそうな気はする。来年はより密度の濃い1年にしていきたい。

Acronis True Image 2018を買った

しばらくブログを見ない間にはてなブログでも一定期間以上更新のないブログに広告が出るようになってました。
最近Acronis True Image 2018 を購入し、なんとかしないとと思いつつ放置してた Windows のバックアップ環境が整ってきたので、そこら辺のことをまとめてみようと思います。

システムイメージでのバックアップが非推奨に

かなり前の話なんですが、去年 Windows 10 Ver 1709 で削除された機能と、今後のWindows 10 で削除が予定されている(非推奨となる)機能の一覧が発表され、システムイメージでのバックアップ・復元機能が非推奨になりました。
Windows 10 Fall Creators Update で削除または非推奨になった機能
もともとシステムイメージを利用するには、コントロールパネルを開き、バックアップと復元 (Windows 7)を開く必要があり、追いやられてる感はあったのですが、公式ドキュメントで「他のベンダーからのディスク全体のバックアップ ソリューションの使用をお勧めします。」と書かれてしまうようになってしまいました。
そして、システムイメージを利用することにはもう一つ問題があり、回復時に表示されるスタートアップオプション画面をスクリーンリーダーやナレーターで読み上げることができず、復元時には誰かに画面を見てもらう必要に迫られてしまいます。
メインで使っているデスクトップも、使用し始めてから6 年近くたつので、ことが起きてしまう前にまともな環境を整えないとと思いつつ、つい最近までシステムイメージでのバックアップと、ファイル履歴を組み合わせてバックアップを行っていました。

True Image 2018を購入

システム全体をバックアップできるソフトはいくつかあるのですが、そのほとんどが外部メディアから実行するもので、当然単独で使用するのは不可能です。EaseUS Todo Backup はシステムを起動した状態で実行できるのですが、キーボードでの操作には対応していませんでした。
信頼性のあるバックアップ・復元をシステムを起動した状態で行え、それなりに中身を読み上げるようなものがないかと調べているときに、True Imageを見つけました。

システムを起動した状態でバックアップが行え、ショートカットキーもいくつか用意されており、かなり使えるのではないかと思いひとまず体験版を入れてみました。使用してみると、キーボードでの操作には対応しているのですが、スクリーンリーダー(PC-Talker / NVDA)での読み上げは十分とは言えず、実際にもろもろの操作を行うには仮想カーソルなどの機能を利用する必要がありました。
正直購入はかなり迷ったのですが、システムを起動した状態でのバックアップにも対応していて、エクスプローラーでバックアップデータを開くことでディレクトリ / ファイル単位での復元も行え、さらに他と比べれば圧倒的に利用しやすいこともあり、結局購入を決めました。
True Image は、永続的に利用可能なスタンダード版と、バックアップ用のクラウドストレージが利用可能で1 年ごとの更新が必要なアドバンスド/プレミアム版があり、私はノート PC でも使いたかったので、コンピュータ3 台で利用できるアドバンスド版ライセンスを購入しました。アドバンスドとプレミアムでは、利用可能なクラウドストレージの容量に違いがあります。
私が購入した時にはちょうどキャンペーン期間中で、アドバンスド3台分を 5000 円弱で購入できました(今見たら 8780 円になってた)。
購入後行った設定としては、ひとまずスケジュールバックアップを設定しました。OS がインストールされている SSD 全体を外付けの HDD とクラウドストレージに毎日一度バックアップするようにしました。バックアップ方式の設定に関してはデフォルトのままなので、5 回に一度フルバックアップが行われ、そのほかは増分バックアップという感じになっているはずです。正しくバックアップが行えているかが不安だったので、完了時にはメール通知が届くようにもしました(Windows 標準の通知にも対応してほしい)。

今後やりたいこと

バックアップから Dropbox とか OneDriveといったクラウドストレージと同期しているディレクトリを除外する設定をする必要があります。マニュアルを見ると、クラウドストレージっぽいディレクトリは除外しますというようなことが書いてあった気がしたのですが、外付けの HDD を見るとばっちりバックアップされていました。改めてマニュアルを見ると、バックアップ先などを指定する画面で除外設定が出きるっぽいんですがよくわからないですね。おそらくこのままの状態で復元してしまうと、クラウドストレージ内のファイルも復元されてしまい、共有フォルダ内のファイルも復元の巻き添えを食らってしまうことになりそうなので、これは早めに設定したいです。

まとめ

True Image 2018 を購入し 2 週間近く経ちますが、今のところ特に問題なく使用できています。現在は、True Image でのバックアップに加え、もろもろの作業ディレクトリに関してはファイル履歴でもバックアップを取っています。
スクリーンリーダーでの利用に関しては、True Image は比較的利用しやすい製品だとは思いますが、上記で書いたように仮想カーソルなどを使用しないともろもろの操作を行えなかったりするので、万人に進められるものではないような気がします。購入を検討している方はひとまず体験版を使ってみるのが良いのではないかと思います。