2017年のまとめ

こんにちは。大晦日ですね。
なんだかんだでここ最近ずっと書いてる 1 年間のまとめを今年も書いておこうと思います。今年は「1 年前のブログを振り返りませんか?」という圧力メールを見る前にエントリーを書けそうです。相変わらずまとめといえるかどうかも怪しい適当な感じになりそうですが。
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ラックに行ってきた

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2/15 には、株式会社ラックに会社見学と視覚障害者の意見交換会に行ってきました。普段ではあまり聞くことのできない視覚障害を持つエンジニアの方の話を聞いたり、参加した他の大学生たちと視覚障害者のPCの利用についてなどいろいろと話せたのがとても印象的でした。

クレカを作った

4 月にはクレカを作り、インターネッツでの買い物やいろいろなサブスクリプションサービスへの登録などがとても捗るようになりました。8 月には iPhone 8 を使うようになり、Apple Pay やモバイル Suica も利用できるようになり、日常生活の中で現金を出す機会はかなり少なくなりました。
現金を使う機会が減ったことで、マネーフォワードでほぼ何も意識することなく家計簿をつけられるようにもなり、QOL がかなり上がりました。最高です。
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サマーキャンプで話してきた

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8/10 - 11 日には、科学へジャンプ・サマーキャンプ 2017 に学生スタッフとして参加してきました。キャンプ卒業生のワークショップの中で、大学の友人と視覚障害者のコンピュータ利用について、基本的なことを話してきました。
反省すべきところは多くあるのですが、これまでこのような企画の運営に携わったことがなく、とても良い経験になりました。

まとめ

今年は、周囲の人の様々な協力もあり、とても良い経験を多くすることができました。その一方で、毎年言ってる気がするのですが、1 年間を振り返ってみると、もっといろんなことができたんじゃないかなとも思います。今年は特に強くそう思いますね。
大学生活も半分ほどが過ぎ、今後自分のやりたいことというのも割と具体的に定まってきました。来年はそれを意識しつつできるだけ後悔のないように過ごしたいです。

今更マネーフォワードを使い始めた

こんにちは。いきなりですが、私は面倒なことが嫌いです。そんな私はこれまで生きてきた中でいろいろなものから逃げてきましたが、そのうちの一つが家計簿でした。家計簿を付けるのが大切なことはわかっているのですが、なかなか一歩を踏み出せないでいました。
そんな私が今年の8 月の中旬ごろからマネーフォワードを使い始め、今のところ問題なく使い続けることができているので、使った感じなどをなんとなくまとめてみようと思います。
家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード」

マネーフォワードとは

マネーフォワードは、様々な金融機関やクレジットカードなどの金融サービスと連携し、利用履歴や残高を自動で集計し、家計簿を作成してくれるサービスです。当然現金での支払いも自分で入力できます。家計簿はWeb 上や iOSAndroidから閲覧・編集できます。

上にも書いたように面倒なことが嫌いな私は、財布から現金を出すのも面倒だったので(他にも理由はある)、今年の 4 月ごろからクレカを使うようになり、現金で支払う機会が以前と比べて少なくなりました。で、これだけ現金での支払いが少ないなら、家計管理サービスを使って割と楽に家計簿をつけられるのではないかと考えたわけです。
家計管理サービスの有名どころでいうと、マネーフォワードのほかにも Moneytreeや Zaim などがありますが、連携可能なサービスが多かったのでなんとなくマネーフォワードにしました。

実際に使ってみて

画面なしで基本的に問題なく使える

私のように画面が見えない人がサービスを使ううえで一番重要になるのが、「画面なしで問題なく使えるか」ということだと思います。これに関しては、Web・iOS ともにほとんど問題なく使えます。iOS 版は若干癖がありますが、何とでもなるかなという感じでほとんどストレスなく使えています。

Amazonとの連携で手間取った

マネーフォワードと金融系サービスとの連携は基本的に簡単で、それぞれのサービスに登録したユーザー名とパスワードを入力すればすぐに連携できます。ただ、Amazon との連携が若干厄介でした。
原因はいまいちわからないのですが、ユーザー名とパスワードの入力後、画像認証を何回か求められ、結局自力で登録することができませんでした。音声などの代替手段があったらよかったなという感じです。あと、これは完全に個人的な問題なんですが、Amazon と連携した後に、もろもろのパスワードを LastPass で管理するようになり、Amazon のパスワードもランダムなものに変えてしまったので、もう一度画像認証を突破することになってしまいました。

手入力も割と簡単

マネーフォワードは財布を作ることで、手元の現金を管理することもできます。手入力はほとんど iOS から行っているのですが、時間をかけずすぐに入力できます。よく使う項目をテンプレートとして保存できるので、決まった支払いの入力はかなり楽です。私は、学食の支払いを登録しています(学食も電子マネー対応してほしい)。
私はめんどくさがりなので、手元の現金は 100 円単位で管理しています。家計簿を付ける目的によって変わってきそうですが、私は「いつどんな目的で現金を使って、現時点でおおよそどの程度残っているのか」が分かれば問題ないので、確実に大まかに記録しています。

VoiceOverだけで支払いを登録する方法

上に書いたように iOS アプリを VoiceOver のみで使う場合、若干癖があるので、支払いの登録についてだけ手順をまとめてみます。
アプリを起動すると、下のほうにタブが5 つ並んでいます。このうちラベルを何も読み上げない左から 3 つ目のタブ(「タブ、全5個中3個」と読む)を選べば支払いを登録できます。
タブを選択すると、上のほうに収入/支出の選択やカテゴリの選択、財布の選択ボタンがあり、その下にテンキーが並んでいます。まず最初にテンキーで金額を入力しましょう。あまりはっきり覚えていないのですが、最初に金額を入力してしまわないと、財布やカテゴリの選択がうまくできなかったような気がします。テンプレートを使用する場合は、一番上に並んでいるラベルの付いてない 3 つのボタンの中の 2 番目のボタンを選択しましょう。項目を入力したらテンキーの右下にある保存ボタンを押し、支払いを保存します。
これだけ読むと、特に普段 VoiceOver を使用していない人にとっては、癖ありすぎだろという感じかもしれませんが、個人的には十分使いやすい方だと思います。

ということでなんとなくまとめてみました。マネーフォワードは予想以上に使いやすいので、今後も使い続けられそうです。

科学へジャンプ・サマーキャンプ2017で話してきた

こんにちは。8/10 - 11 日の二日間、科学へジャンプ・サマーキャンプ 2017 に学生スタッフとして参加してきました。11 日には、サマーキャンプ卒業生のワークショップで話してきました。私はサマーキャンプ 2011 に参加したことがあったのですが、まさか運営側の一人として参加できるとは思ってもいませんでした。
サマーキャンプ|活動実績|科学へジャンプ 事業

サマーキャンプとは

サマーキャンプは、視覚に障害のある中高生が広い意味での科学技術分野への興味・関心を広げたり、同じ障害のある学生との交流の場を作ることを目的に 2 年ごとに行われているイベントです。私が 2011 年に参加したときにも、興味・関心の近い多くの学生と関わることができ、刺激的な 4 日間を過ごせました。

ワークショップで話したこと

今年のサマーキャンプでは、初めてキャンプ卒業生のワークショップを行うこととなりました。ワークショップの中でいくつかの企画が行われたのですが、私と大学の友人で、視覚障害者がコンピュータと仲良くするためのあれこれについて話してきました。
具体的には、タイピングに関して、特殊記号や入力の面倒な文字(ぁ、ぃなどの小さい文字、でぃ、とぅ etc)をチームに分かれてのタイピングゲームを通じて覚えてもらったり、より実践的な話として、ファイル操作など日常的に使用するショートカットキーについてや、スクリーンリーダーの音声スピードはできるだけ速めたほうがいいというような話をしてきました。

実際に話して感じたこと

このワークショップは全員が参加するものだったので、参加者の PC に関する知識も様々で、知識レベルの違う参加者に楽しんでもらう内容を考えるのにとても苦労しました。ある程度の知識のある人にとっては少しつまらないものになってしまったかもしれませんが、参加者からは割と良い反応をもらうことができました。
一方で反省点も多くあり、特にスタッフへの情報共有が不足してしまい、ワークショップ前日~当日には学生スタッフや実行委員の方に負担をかけてしまったように思います。また、個人的にも様々な場面でスタッフにサポートしていただきました。本当にありがとうございました。
私自身これまでこのような規格の運営に携わったことがなく、反省点も多くありましたが、本当に良い経験をすることができました。

MBAを1カ月使って感じたこと

おはようございますこんにちはこんばんは。私はこれまで、なんだかんだで Mac にほとんど触れたことがなく、メインの環境ではずっと Windows を使っていました。そんな中、大学からしばらくの間使う予定がなくなった MacBook Air (Early 2015)を1 か月近く前に借りることができました。1 か月近く使用し、なんとなくですが雰囲気がわかってきたので、今の印象をまとめてみようと思います。
よくある、「このエントリも現在 MBA で書いてます(ドヤッ」みたいなのをやろうとも思ったのですが、メインのデスクトップで別の作業をしていて、わざわざ記事を書くために MBA 起動するのも面倒なので、いつも通り Windows で書いてます。この文章からもわかるかもしれませんが、まだ現時点では、「Mac をメインにしても問題ないな」という境地には至ることができていません。
それと今回は、VoiceOver での具体的な操作方法などについてはあまり触れないので、関連していそうな所をいくつか張っておこうと思います。
VoiceOver スタートアップガイド(Apple 公式のドキュメント)
VoiceOverで始めるMac OS X - ARGV (Argument Vector)

使用し始めるまでのソフト的なハードルが低い

「メインではまだ使えない」というようなことを書きましたが、使いやすいと感じる部分は多くあります。まず浮かぶのが、スクリーンリーダーユーザーが Mac を使い始めるまでのソフト的なハードルの低さです。最近では、Windows のナレーターが日本語にも対応し、Windowsのセットアップをしたり、スクリーンリーダーがインストールされていないPCを画面なしで使用したりといったことが割と簡単にできるようになりました。ただ、スクリーンリーダーユーザーがまともに使えるWindows 環境を作ろうとすると、どうしても追加でソフトをインストールする必要が出てきます。
一方、Mac OS X には、VoiceOver が標準で組み込まれており、電源投入後に Command + F5 キーを押すことで、VoiceOver を簡単に起動することができ、追加のインストールなしで Mac をまともに使える環境が作れます。どちらかというと、「Mac を買う」というハードルのほうがかなり厄介そうです。

iOSとの相性が良い

まあ当然といえば当然ですが、iOS 端末との相性がとても良いです。iOS 端末を Mac と同じネットワークに接続し、同じ Apple ID でサインインしていれば、ユニバーサルクリップボードクリップボードの内容を端末間で同期したり、Safari のタブを同期したり、Handoffで中断した作業を引き継ぐといったことを簡単に行うことができます。このあたりのことは、 Apple のサイトにいろいろと詳しく書かれています。
macOS - 連係 - Apple(日本)

トラックパッドiOSライクに使える

そして地味に感動したのが、トラックパッドiOS ライクな操作感で使えるトラックパッドコマンダーという機能です。この機能は、VoiceOver ユーティリティで有効/無効を切り替えることができます。トラックパッドコマンダーを有効にすると、iOS のVoiceOver ジェスチャを Mac でも使用することができます。私自身 iOS端末の操作には慣れているので、キーボードでの操作方法が分からなくなったり、Web ページを閲覧するときなどに使っています。
トラックパッドコマンダーで VoiceOver を制御する - Apple サポート

ターミナルが使いやすい

これもとても感動したのですが、ターミナルが使いやすいです。CentOSssh して色々とやってみたのですが、例えばパッケージを更新するときに、Windows ではコマンドの実行結果をひたすら読み上げるため、更新の進捗状況をリアルタイムで把握できなかったりするのですが、Mac のターミナルでは、進捗をリアルタイムで把握することができます。これは本当に感動しました。

VoiceOverの読み上げが遅い

現在、私はVoiceOver の音声エンジンを Kyoko に、速度を100% に設定しているのですが、iOS と比較して、全体的に読み上げが遅いと感じます。速度をもう少しあげられるとよりいろいろ捗りそうです。

日本語変換の挙動が不安定なことがある

スペースを1 度押しても変換候補が読み上げられず、何度か押すと読み上げられるといったことが時々あり、候補の移動もうまく読まないことがあります。

VoiceOver修飾キーを押すのが面倒

これは慣れるしかないのですが、Windows の操作に慣れていると、VoiceOver 修飾キーを押すのが面倒に感じてしまいます。VoiceOver 修飾キー+;(セミコロン)で修飾キーをロックすることができるのですが、その状態だと例えばアプリケーションを終了する Command + q が使えなかったりします。

ということでざっとまとめてみました。Mac の操作に関しては、まだわかっていないことも多く、上に書いた問題を回避する方法があるのかもしれません。ただ、Mac の VoiceOver での操作に関して、あまり情報がないので、しっかりと Mac を使ってる人たちにいろいろ聞けたらなと思っています。

株式会社ラックに行ってきた

こんにちは。一昨日(2/15)、株式会社ラックで行われた会社見学&視覚障害者意見交換会に参加してきました。視覚障害のあるエンジニアの方が働く会社を見学したり、実際にお話しできる機会はとても貴重で、本当に有意義な時間を過ごすことができました。
2017/03/24更新:LAC WATCHに記事が公開されました。→視覚障がいを持つ学生さんがオフィスにやってきました | LAC WATCH | 株式会社ラック

ことの発端

プロエンジニアインタビュー(2):教えて! キラキラお兄さん「プログラミングは視覚障害者にオススメの職業って本当ですか?」 (1/3) - @IT
↑の記事が公開されたころ、FBで流した時にラックの方から見学のお誘いをいただきました。そして、どうせやるなら、できるだけ多く視覚障害のある学生を集めたほうがいいということになり、2/15に視覚障害者の学生を対象とした会社見学会と、視覚障害がありエンジニアとして働いている外谷さんとの意見交換会を開催していただけることになりました。

ラックへ

当日は、12:50にオフィスの最寄りである永田町駅で会社の方と待ち合わせをしていたのですが、なんだかんだで12:30過ぎに待ち合わせ場所についてしまい、時間までは駅周辺の地図を見たり、ほかの待ち合わせをしている人の様子を見たりしていました。

意見交換会

ラックのオフィスに到着し、まず初めに外谷さんとの意見交換会が行われました。大学時代のお話や、これまで関わったプロジェクトについてなど、興味深いお話を聞くことができました。
中でも、外谷さんが様々な場面で「自分のできないことはしっかりと人に任せる代わりに、できることについては全力で取り組もう」と考え、行動していることが印象的でした。人に任せることと、自分で取り組むことのバランスはとても難しく、自分自身、人に任せてしまうような場面が多いと感じました。自身でできることをしっかりと理解し、外谷さんのように行動できるようになりたいです。
視覚障害がある情報系の学生と話すこともこれまであまりなく、そういった意味でも有意義な意見交換会でした。「いかにして Linux全盲の人がまともに使うか」というような話題になり、「ターミナルで SSH して、エディタを操作するのは面倒だから、Windows 上でファイルを作って WinSCP でファイルをコピーすると捗る」という意見が出たとき、全体から「あるあるw」というような声が上がったのはなかなか面白かったです。

JSOC見学

次に、JSOC の見学が行われました。JSOC は、ラックのセキュリティサービスの拠点で、24時間365日監視対象機器への不正アクセスを監視・分析しています。ガラス越しに見学したのですが、ラックの方の説明や弱視の参加者の話を聞き、JSOC の規模の大きさを実感しました。ガラス越しなので、何かしら音が聞こえてくるかなと思っていたのですが、全く聞こえませんでした。
そして最後には、ラックが入るビルの屋上(24階)にある足湯に入ってきました。国会議事堂、東京スカイツリー、東京タワーなどを見ることができるらしく、天気も良かったので景色はかなり良かったんじゃないかと思います。
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↑24階から撮った写真。
足湯で暖まり、見学・意見交換会は終了です。本当に有意義な時間を過ごすことができました。見学に誘っていただいたまっちゃさん、外谷さんを初め、多くの方にサポートしていただきました。本当にありがとうございました!

その後

見学会終了後、せっかくだからということで参加した大学生たちとご飯を食べつついろいろと話すことに。ほとんど話したことがなかった人や、数年前に話して以来まったく連絡を取っていなかった人といろいろと話ができてとても面白かったです。全員が決して初対面ではないというところがなかなか面白いところですね。その中でも、視覚障害がある情報系の大学生が、もっと情報交換できるようななにかしらがあるといいよなという話をしたのが印象に残っています。
視覚障害者がコンピュータを使ううえでのあれこれというのは、あまり広く知られていないことも多く、実際に意見交換会やその後の食事の中で多くの情報を得ることができました。今後も、何かしらの形でこのメンバーや他の同じ境遇の人たちとも関わっていきたいです。

2016年のまとめ

あけましておめでとうございます。2016-2017 年の年越しは、熱田神宮で過ごしました。久々の実家以外の場所での年越しでした。
それと年越しとは関係ないのですが、ここ数日わりと出かけていたことが多かったせいか、かるく風邪をひいてしまったようです…体調管理は難しいですね。
年が明け、今年も去年のまとめ書くかなとかなんとなく考えていたのですが、いろいろな場所に書かれた去年のまとめを読んだり、はてなブログからの「1年前のブログ「2015年のまとめ」などを振り返りませんか?」という圧力メールを見たりして、こうしてまとめを書き始めています。
ということでなんとなく振り返ります。去年のまとめを見てみましたが、安定の適当さでした。
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1月

1か月のほとんどを京都の盲学校で過ごしました。大学への入学も決まり、周りの人たちも進路先が決まっていたので、精神的にとても安定した状態で授業を受けていた気がします。京都にいられる時間もわずかだということで、いろいろな場所に出かけてもました。

2月

授業はすべて終わっていたので、ひたすら実家で怠惰な生活を送っていました。大学で使うノートPCを考えたり、大学周辺の地図を見てた気がします。今考えてみれば、もう少し京都にいてもよかったかなという感じがします。

3月

大学で使用するために購入した ThinkPad X260が届いたり、入学に関係する書類を送ったりしていました(書類はもう少し前だったかもしれません…)このころになるとようやく大学に行くんだなという実感がなんとなくわいてきました。

4月

大学生活が始まりました。まあなんとでもなるでしょうという感じで入学式に向かったわけですが、入学式後1 週間程度はいろいろな意味でつらかったのを覚えています。
周囲の人となかなか話せなかったり、学内の施設の配置をなかなか覚えられず、人はこうして孤立していくんだなという感じでした。しかし、環境にも慣れ、周囲の人とも自然に話せるようになり、大学生活が一気に楽しいものへと変化しました。本当に良かったです。

5月

とりあえず自分の行動範囲を広げないとなということで、友人と大学周辺をよく歩きまくっていたような気がします。
全盲の友人と大学にほど近い場所にあると噂されていた松屋を探すために30 分以上歩いたり、日付が変わったころに空腹感に襲われ、カレーうどんを食べに出かけたのはとてもいい思い出です。ちなみに松屋まではゆっくりとあるいても15 分あればたどりつけます。あとカレーうどんの店は閉まっていました。

6月

10 月にある学祭で何か発表しようぜということで、友人と Web 上で動くテキストゲームを作ろうということになり、アイデアを出し合ったりしていました。結果として9 月末にはゲームは完成したのですが、私が共同での作業経験がなく、役割分担をうまくできなかったのはかなり反省すべきところだったと思います。

7月

7 月末-8 月初旬にある期末試験に対し唐突に不安感を覚え、過去問をひたすら見たりしてました。何とかなりそうだなと思いつつもかなり不安を感じていた気がします。

8月

いろいろな意味で試験も無事に終わり、夏休みに突入です。8 月で印象に残っているのあ、初めて黒部ダムに行ったことです。真夏にも関わらず、ダム周辺はとても涼しく、トンネル内は正確な数値は忘れましたが10度程度だったのを覚えています。
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黒部ダム

9月

後期スタート。

10月

初めて秋季例大祭に参加しました。人は多かったのですが、予定していた通りに回ることができたので良かったです。そのうちコミケにも行きたいですね。

11月

様々な視覚障碍者向けの支援機器などを展示するサイトワールドというイベントに行ってきました。数年ぶりに盲導犬と歩きました。それと、予想以上に人がいて驚きました。
視覚障害者向け総合イベントサイトワールド

12月

…1 分くらい考えましたが思いつきませんでした。

2017年の目標

毎年言ってるような気がしますが、去年以上にいろいろなことに挑戦していきたいと思います。ここにもいろいろ書きたいですね…
ということで今年もよろしくお願いします。

iOS10 でのプッシュ通知が遅れて届く問題への対処

結論から書くと、iTunes からiPhoneを復元することで問題が解決しました。この問題が起こる原因も、問題が解消した理由もよくわかりません。

事の発端

あまり具体的な時期は思い出せないのですが、確か現在使用しているiPhone 5s で、iOS10.1 への更新を行ったあたりから、ロック中に、アプリケーションを問わずプッシュ通知が遅れて届く現象が時々発生するようになりました。通知が届かず、ロック解除したタイミングで数分前の通知が来たり、ロック中に唐突に数分前の通知が来たり、といった感じです。
時々暇なときにこの問題について調べていたのですが、なかなか良さげな情報が見つかりませんでした。

そして

昨日、なんとなくこの問題について調べていたところ、それらしき記事を見つけることができました。
iPhone 6sのプッシュ通知が常に遅延する不具合が発生、iTunesの復元で解消。
2016年3月の記事なので、問題が発生したタイミングでも調べれば見つけられそうな気がしますね。なぜ見つけられなかったのか…。

iTunesから復元

これといって書くようなことはないのですが、iPhone を探すをオンにしている場合はオフにしましょう。復元が始まったタイミングで怒られます。あと、ストレージにはそれなりの余裕を持たせてから作業しましょう(空き領域が51 MBくらいしかなくて怒られた)。それとこれはあまり関係ないけど、iTunes 経由で復元すると、端末が再起動したときの VoiceOver の音量がでかくなってて毎回驚きます。

無事問題解消

ということで、復元を行ったところ、無事に問題は解消しました。原因も解消した理由もわからないし、なんともいえない感じですが、とりあえず何とかなってよかったかなという感じです。