SONY WF-SP700Nを買った

こんにちは。10連休も後半らしいですね。
4月の初めに 携帯での音楽再生用に、SONY のワイヤレスイヤホン WF-SP700N を購入し、1 か月ほど経つので、なんとなくもろもろをまとめてみようと思います。

ワイヤレスイヤホン購入前

WF-SP700N を購入する以前は、左右がケーブルでつながっている SoundPEATS の BT イヤホン Q30 を使用していました。3000 円強のイヤホンとしては、低音が強めで予想以上に良い音でした。
それに加え、長時間本格的に音楽を聴くときには、ケーブルがあるゼンハイザーの CX2.00I を使用していました。
しかし、q30 が故障してしまったため、新たな BT イヤホンとして、完全ワイヤレスで、どうせ買うなら単体で長時間音楽が聴けるようなよさげなものがないかを探すことにしました。いくつか候補はあったのですが、結局ノイズキャンセリングと外音を取り込むアンビエントサウンドが使える WF-SP700N を購入しました。

実際に使ってみての感想

ノイズキャンセリング/アンビエントサウンド

一番気になっていたノイズキャンセリングアンビエントサウンドですが、どちらも快適に使えています。アンビエントサウンドに関しては、例えば自室で荷物などが届くようなタイミングで使うことでインターホンの音を確実に聞けたり、電車内でも車内の様子を聞きつつ快適に音楽を聴けています。
一応書いておくと、いくら外音を取り込めるとはいえ、全盲の人が歩行する際に使えるようなものではありません。あくまで周囲の音をなんとなく拾ってくれる程度です。
ノイズキャンセリングは、ノイズキャンセリングが搭載された他機種を使ったことがなく、イヤホン自体の遮音性が比較的高いため何とも言えないのですが、比較的うるさい TX の車内で音量40 %程度で使うと、聞こえる走行音はかなり小さくなり、車内放送の内容がなんとなく把握できる程度になります(周囲の人の会話はほとんど聞こえません)。TX で静かに過ごしたい時などに役立っています。

完全ワイヤレスの快適さ

やはりケーブルがないと快適です。ケーブルがあるイヤホンは、ケーブルが絡まったり携帯と接続する必要があり面倒です。左右一体型の BT イヤホンだと、接続の手間はある程度解消されますが、ケーブルを首に巻くか前に垂らす必要があり、時々邪魔に感じることがありました。今回購入したイヤホンは、充電ケースのバッテリーがあれば、ケースから出し入れすることで、電源のオンオフと BT 接続を行ってくれるため圧倒的に楽です。

バッテリー残量の読み上げ

イヤホン本体のバッテリー残量は、左右のイヤホンの電源が入ったタイミングで、「Battery level high/medium/low」と音声が流れるので、簡単に確認できます。また、iPhone/iPod touch とペアリングしている場合、ステータスバー上からも残量を確認できます。

ケースのバッテリーがなくなると本体収納時に電源が切れない

充電ケースのバッテリーがなくなると、本体収納時に自動で電源が切れなくなります。以前充電ケースのバッテリーがなくなっていることに気づかず、出先で本体をケースに収納→電源が切れたと思い込みケースをカバンの奥に追いやる→ペアリングされた状態のため、iPhone のスピーカーから VoiceOver の読み上げが再生されないというのをやらかしてしまいました。ケースはこまめに充電すべきですね。

遅延が激しい

ある程度は覚悟していましたが、遅延がかなりあります。VoiceOver での操作はあまり快適とは言えません。

まとめ

というわけでなんとなくまとめてみました。おおよそ快適に使えているのですが、やはり遅延が大きいことが一番気になります。FW 更新で改善されないかと若干期待していますが、どうにもならないような気がします。音楽を聴く分にはノイズキャンセリングアンビエントサウンドもありとても快適です。ただ、特にVoiceOverユーザーは、遅延に関しては覚悟したほうが良いと思います。